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【アスリートの声】女性トライアスロン選手によるRUCOE RUN(ルコエラン)レビュー!トライアスロンに挑戦する時に必要な心得とは

2021.09.09

スイム・バイク・ランと3種目を連続して行う耐久レースであるトライアスロン。練習の段階から、それぞれの種目特性に合わせたトレーニングが必要となる、タフな競技です。本記事では、競泳選手としてご活躍後、トライアスロン選手兼コーチとして活動されている中村美穂さんに「RUCOE RUN」を使用した感想を伺いました。

トライアスロン×RUCOE RUN

―RUCOE RUNを導入されたきっかけをお聞かせください。

私は、トレーニングとコーチングによって身体をよく使うため、1日の終わりには、自分の身体のメンテナンス時間を日常的に取り入れています。特に行っていたのは、ストレッチと予防ケア、そして振動による筋膜リリースです。身体の良い状態をキープするために、ケアにはこだわってきましたが、表面からの振動や指圧、ストレッチでは限界がありました。電気刺激でホームケアができるならと考え、RUCOE RUNを取り入れることにしました。

―RUCOE RUNを導入後のエピソードをお聞かせください。

元々競泳からのトライアスロン転向であるため、トライアスロンのキャリアを積んでも陸での疲労は残りやすく、怪我になりやすいと感じています。特に足先は「ハイアーチ」で足首も靭帯が伸び切っていて怪我をし易いので、足の甲(中足骨周辺)のアーチが潰れないように念入りにケアをしています。今までは、中足骨の隙間に指先やカッサ専用具を押し込み、セルフマッサージをしてきましたが、RUCOE RUNを足の甲と足裏で挟むようにセッティングし、COOLモードを弱めの電流で流すと非常に効果的でした。手が届かないところにも電気なら届く。実感した瞬間でした。

―どんな変化を感じましたか?

一番驚いたのは違和感が強い部位をストレッチをしながらCOOLモードを使用したところ、半分程度緩和したことです。軽量かつ小型故に、ストレッチや移動中でも使用できる事は、同じ姿勢をとり続けるストレスも緩和され、継続的にセルフケアしようと思えるし、メンタル面でも一助となっています。

―1日の終わりに使用することが多いようですね。

主に使用するのはCOOLモードで、1日の終わりに使用しています。違和感の強い部分には、パッドを貼ったまま、3セット電気刺激を繰り返します。RUCOE RUNは3モードから選べるので、あえて刺激を残したい時や緩めたい時といった、状況に合わせた刺激のパターンが選べる事は嬉しいです。特に私は、ケアとしての利用が多いため、COOLモードの利用が多いですが、RUCOE RUNを使い始める際は、各モード3種類の特徴を知っておく必要がありますね!

―中村さんが考えるRUCOE RUNおすすめポイントはどこでしょうか?

家からジョグをスタートする時も、練習前に練習場所まで移動する時も、より良い感覚(※走り初めてすぐに感じる足の重さなどが無いように)で走り始めるために、走る直前にRUCOE RUNで筋肉に刺激を入れておくと、「使いたい大きな筋肉」を使って走り始めやすくなったり、重い感覚を遠ざけてくれると思います。私は、ポイント練習前に自宅でRUCOE RUNをハムストリングに貼り、本体をレギンスのポケットに入れて電車移動もしています。それができるのが小型で軽量のRUCOE RUNの魅力でもありますよね!

―最後に、トライアスロンの試合前に行っていることがあればお聞かせください。

トライアスロンのレースはとにかく試合時間が長いため、「ピーキング」は緊張感をほぐして柔軟性のあるメンタルで臨みます。メンタル、フィジカル共に、完全な状態でレースに臨めるトライアスリートは少ないと思います。でも、小さな変化で不安にならないように自分にも生徒さん達にもある魔法の言葉をレース前に届けます。「いでよ、鈍感力(笑)」です。おいおいおい、感覚はアスリートとして命だろ!と思うかも知れませんが、あれこれ繊細に考えてしまうようでは、特にIRONMANとなると完走すら難しいかもしまれません。アクシデントはあるもの。なので、レース中何か落とし物をしてしまっても、パンクをしてしまっても、クヨクヨせずに「アクシデントキターー!」と言って前向きに対応するポジティブシンキングさが大切です。

栄養補給は全て計算式の元、摂取カロリー総量、摂取するエネルギーの種類、全カロリーを摂取するタイミング、エネルギーを摂取した直後の水分摂るまでの時間も、全て計画・計算し、計画通りに実施します。この計算や計画はコーチである私の役割でもあり、その人に合ったペース配分やスピード配分を生徒さんへカスタムします。そして、レース中は出力ワット数やスピード、距離やターゲットに対する距離の詰め方について、レース中の計画(戦術)をずっと頭の中で計算しているため、補給に関してはミスや摂り遅れが無いように“カンペ”にして自転車に貼っておいたりもします。

“大人のスポーツ”とも呼ばれるトライアスロンは、知性・根性・持久力、そして鈍感力が必要なスポーツです。備える事への重要性、故障をしないためのフィジカルのセルフケア、忙しい仕事等と3種目のトレーニングを両立させるためのタイムマネジメント、トライアスロンに必要な能力は特にコーチの私が背中を見せながら皆さんに大人のスポーツを長く楽しむ方法を伝え続けて行きたいと思っています。

そのためにも、時間と場所を選ばない自宅ケアとしての「RUCOE RUN」を使ったケアは、積極的に取り入れて行きたいですね!

 


中村 美穂(なかむら・みほ)
トライアスロンコミュニティ「TRIMING」主宰・代表 トライアスロンコーチ・トライアスリート。
日本で数少ない女性トライアスロンコーチ。幼いころから大学卒業まで競泳競技一筋。競技引退後、一般企業に就職、スポーツから離れた生活の中で病気を経験。『自分の人生はスポーツによってより豊かに彩られる』と実感し、指導者としてスポーツの世界に戻る。現在はトライアスリートとしても、コーチとしても広く普及活動を行なっている。

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