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厚底シューズを乗りこなそう!RUCOE RUN活用方法のご紹介

2023.02.03

国際大会や、国内の競技会で新記録と同じく注目されるランニングシューズ。特にマラソンランナーの記録向上のためのツールとして、イノベーションを巻き起こした「厚底シューズ」は多くのトップランナーに採用され、高い評価を得ました。その人気は高まる一方で、今日では、記録を狙う市民ランナーにも当たり前のように浸透しています。2016年に登場してから、6年ほど経過した現在も、スポーツ用品メーカーが厚底シューズ市場に次々と参入したことで、以前に比べ、より自身に合ったモデルを選ぶことができるようになりました。

しかし、厚底タイプのランニングシューズは、走り方にコツが必要であり、走力も重要と言われています。例えば、厚底シューズから得られる推進力を、身体で「しっかり支える」こと、に加えて「しっかり蹴り出す」ことで、さらに加速していくという技術です。

「支える」ことに関しては、体幹筋群・大腿四頭筋・臀筋群の3つの筋肉が重要です。まず、走りの要となる上体の安定性を保つため、体幹筋群の働きを高める必要があります。厚底シューズの走り方は、フォアフット走法となり、着地時には脚に強い衝撃が加わります。よって、衝撃を最初に受ける大腿四頭筋や臀筋群で支えることが求められます。身体の芯となる部分が安定していれば、一連のランニングフォームにブレが生じず、生み出したエネルギーのロスを防ぐことができます。さらに体幹筋群がうまく働いていれば、厚底シューズの走り方に必要とされる、“程よい前傾姿勢”と“腰高のフォーム”が維持でき加速に繋がります。

「蹴り出し」に関しては、シューズから得られる推進力を最大限に活用するために、股関節と臀筋群の働きを高め、シューズのバネに足を流されず、しっかりと蹴り出す技術が求められます。走力の土台となる体幹の安定性や特に下肢の各関節・筋肉の状態をランニングの前に整えておくことが大切になってくるのです。

そこで、今回のコラムでは、「厚底ランニングシューズ」を乗りこなすための補助方法としたRUCOE RUN活用法をお伝えします。

シューズの反発力を最大活用するためには

厚いクッション性のあるソールとカーボンプレートの反発力を利用して記録向上につなげる厚底シューズは、従来のシューズと比較して、厚底の“靴”自体が推進力を生み出していきます。そのため、身体はシューズの性能を最大限に生かせるように、筋肉や関節がしっかりと動くよう念入りな準備を行いましょう。

 

RUCOE RUN活用法はこちら!ウォーミングアップに取り入れるのがおすすめ。

  • 股関節の付着部の筋肉を目醒めさせるために

厚底シューズ ランニング 外腹斜筋群と鼠径部へ電気刺激

 

パッド貼付位置:外腹斜筋群+鼠径部

モード:WAKE(ランプの色がオレンジ

出力目安:心地良いと感じる程度

時間:5~10分

 

 

 

 

  • 股関節の働きと推進力をサポートし、安定したフォーム維持の準備として

厚底シューズ ランニング 外腹斜筋群と臀筋群に電気刺激

 

パッド貼付位置:外腹斜筋群+臀筋群

モード:ACT(ランプの色が

出力目安:筋肉がピクピクと動く程度

時間:3~5分

 

 

 

 

  • 大腿四頭筋を刺激して、膝関節の固定と着地をサポートするために

厚底シューズ ランニング 大腿四頭筋の左右に電気刺激

 

パッド貼付位置:大腿四頭筋

モード:ACT(ランプの色が

出力目安:筋肉がピクピクと動く程度

時間:3~5分

 

 

 

 

走り終わった練習後にはCOOLモードを使用し、酷使した筋肉を中心にケアを行いましょう。ポイント練習といった強度の高い練習後には、特に違和感が生じやすい部位、足底・足首・股関節周囲のコンディションを整えることにもRUCOE RUNを活用してみましょう。

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